看護師を辞める前に職場を変えてみよう

皆さんは看護師として働いていて、一番辞めたいと思ったのはいつ頃でしょうか?私は新人の頃でした。病棟で働きだして3ヶ月を過ぎた頃が一番「看護師を辞めてしまいたい」という思いがピークでした。何をしてもモタモタしてしまい、思ったように動けずに先輩から「前も教えたでしょう」と注意をされる度に、自分の力量不足に歯がゆさを感じました。「こんな自分は看護師を続けていてはいけないんじゃないか」とまで思うようになりました。今思えば、新人がミスするのは仕方ありません。むしろ小さな失敗をせずに、大きな失敗をする方が恐ろしいです。先輩にも教えることが得意な人もいれば不得意な方もいらっしゃいます。(中には本当に意地悪な人もいますが…)職場の問題もあります。職場によっては新人教育に力を入れていないところもあります。そんな職場では育つ人材も育ちません。看護師技術は3年や4年の座学と実習だけで身に付くものではありません。プリセプターだけでなく、病棟全体で新人教育に力を入れている病院もあります。せっかく取得した国家資格ですので、「看護師を辞めてしまいたい」と思っていたら、看護師の仕事が嫌いになる前に職場を変えてみて働いてみることをお勧めします。人間関係や環境を新しくすることも一つの手段です。私も職場を変えてからそれまでが嘘のように毎日楽しく仕事に取り組むことができました。同じ仕事の内容でも、誰と一緒に行うかで違ってきます。

 

憧れと現実のギャップで看護師を辞めたいと思ったら

看護師が仕事を辞める理由として多く上げる理由が「理想と現実のギャップがあり仕事を続ける自信がありません」というものです。特に「幼いころ、病気がちだった私を励ましてくれた看護師さんが素敵だったから」「私も病気の人を笑顔で元気づける人になりたいから、看護師を目指しました」とキラキラした目で語る方はそう言って辞めていく方が多かったように感じます。看護師としての理想像があまりにも大きすぎるため、そのレベルに到達できない自分を許すことができないからだと思います。もし貴方が新人であるならば、現実と理想は違いがあって当然です。看護の仕事は頭も体も使ったとてもハードな仕事です。「患者さん一人ひとりに寄り添った看護をしたい」そう思っていても、患者さんは一人ではありません。一日の業務を終えるだけで精一杯です。看護師の仕事は命を扱うとても責任の重い仕事です。理想や憧れだけで勤まる仕事ではありません。それに、自分が思い描いていた看護師像が患者様から受け入れられるような、自己満足だけでできる仕事でもありません。いくら頑張ってみても、感謝されず、何のために身を粉にして仕事をしているのかわからなくなる時もあります。ですが看護師の仕事はとても素晴らしいと心からいえます。しかし、素晴らしいが故に自分に勤まるのかと不安になることもあります。不安な状態が続くことで、毎日が辛くなり看護の仕事全てが嫌いになっていきます。そうなる前に、職場の先輩に相談してみましょう。何が不安であるのかをハッキリとさせ、改善する努力をすることで現実と理想のギャップは埋まっていきます。